【実機レビュー】ハミルトン カーキアビエーション パイロットパイオニア メカ ブロンズ

【実機レビュー】ハミルトン カーキアビエーション パイロットパイオニア メカ ブロンズ

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HAMILTON/ハミルトン KHAKI AVIATION PILOT PIONEER/カーキ アビエーション パイロット パイオニア 正規認定プレミアムショップ限定 ブロンズケースモデル H76709530 ¥175,000+TAX

第二次世界大戦中アメリカ軍に使用されていた、当時最先端のポケットウォッチ「モデル23」からインスピレーションを得た「カーキ アビエーション パイロット パイオニア」。
ハミルトンのアイコンとなるシリーズの1つにまた名作がラインナップとなりました。

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ケースサイズ43㎜。若干大きめの腕時計の部類になりますが、視認性が長所であるアビエーションタイプの腕時計と考えると標準的なサイズですね。

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ブロンズ製のケースに、マットブラックで仕上げられたダイアルがアビエーションモデルでありながらも、ミリタリーテイストを感じさせる風合いとなっています。

ゼンマイを巻き上げるリューズも大きく設計されており、手巻き時のストレスを限界まで軽減しております。
個人的には、この巻き上げ作業を十分に楽しんで頂きたいと思っています。

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ポケットウォッチである『モデル23』を忠実に再現したデザインは、インデックスとコブラ針は共にサンドカラーになったルミノバ蓄光で腕時計全体を、よりヴィンテージな色合いに纏め上げています。

ダイアル周囲はレイルロードトラックを模しており、こういった細部にハミルトンらしさと、10万円~20万円という価格帯の腕時計ブランドの中では群を抜いたクオリティの高さを感じていただけるのではないでしょうか。

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自動巻きモデルと違い、スモールセコンド仕様となっている点も腕時計全体の質感をグッと上げてくれているように感じますね。

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ストラップは程よい厚みのあるカーフレザー。パイロットウォッチに見られるタイプのプレーンタイプなので好みは分かれるかなと思いますが、このタイプの時計には間違いのないセレクトになっていると思います。

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ムーブメントは腕時計愛好家には馴染み深いETA6498-1を搭載。
パネライなどの高級ブランドにも採用されている通称『ユニタス』と言われる名機です。

1930年代に設計されたETA64系は現代でもほとんど改良がなされていません。当時の革新的な発明は、現代の最先端の技術を既に凌駕していたとも言えます。
大きなテンプは安定性があり精度を上げる事が容易、カスタマイズやメンテナンスにも適している実用機です。50時間のパワーリザーブと長年各メーカーに採用されてきた実績からも信頼性の高さが証明されています。

100年近く、このユニタスを抜く手巻き式ムーブメントは開発されていません。

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いかがでしたでしょうか。
プレミアムショップ限定となったブロンズケースのパイロット パイオニア。
非常に質感も良く、経年劣化と手巻き式を楽しめる上級者向けのタイムピースとなっております。

H76709530

 

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